e-mansion life × ELECOM 初めてのハイレゾ講座

いま話題のハイレゾとは? オーディオライフをもっと高音質で楽しもう!

ハイレゾってご存じですか? 一部のオーディオマニア向けというイメージのあったハイレゾですが、最近はもっと手軽に楽しむことができます。今回は、ハイレゾについてご紹介します。

ハイレゾは知っているけど、実際に聴いたことはない人が多い!

e-mansion lifeでアンケートをとったところ、ハイレゾを知っている人は半数以上。しかしハイレゾ音源を実際に聴いたことがある人は18%と低く、実際の音を体感した人はまだまだ少ないようです。

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ただし、1度ハイレゾを聴いた人は、その音質のよさに虜になってしまうようです。アンケートでも、ハイレゾを聴いたことのある人は、「通常の音源との違いを感じた」という人が60%近く。では、ハイレゾはどのくらい通常の音源と違うのでしょうか?

ハイレゾ音源とは? CD以上に高音質な音楽を再現できる!

ハイレゾ音源とは、High-Resolution Sound Sourceのこと。スタジオで録音した原音に近い、高解像度の音楽データを指します。1秒間あたりのデータ量は、CDよりも情報量が多く、その約3倍(CD 1.4Mbps/ハイレゾ4.6Mbpsで比較した場合)! 一般のCDでは再現できない、きめ細かな高音質を再現できます。CD=原音と思い込んでいる人も多いかもしれませんが、実はスタジオではより高音質な録音が行われていて、CDもその原音からデータを間引いた音質だったのです。

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最近は音楽ダウンロードサイトの音源をスマホなどで聴く人も多いですが、ハイレゾはなんとその約18〜36倍の情報量を持っていることになります。それら音源と聞き比べると、ハイレゾ音源の高音質さが劇的に耳に響くはずです。

ミュージシャンの息づかいまでもが聴こえてくるハイレゾ音源

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実際にハイレゾ音源を聴いてみると、録音スタジオでのミュージシャンの息づかい、ギターの弦を指先で擦る音までもわかり、まるですぐそこで演奏しているかのような錯覚に陥ります。他にもクラシックやジャズなどは、空間の広がりや演奏者との距離感など、あたかもコンサートホールで聴いているような迫力ある音を再現。いままでCDでは聞こえなかった音を感じることができるのです。生の音のよさを感じられるライブ・アルバムなどを聴くと、ハイレゾの特徴が際立ってわかりますよ。

ハイレゾで聴きたい!オススメの音楽ジャンルは?

高音質なハイレゾ音源は、moraなどの国内ハイレゾ音源配信サイトで入手することができます。
すべての音楽がハイレゾ化されている訳ではありませんが、ハイレゾで聴く音楽ジャンルでは、J-POPや洋楽などのボーカル中心の曲や、ジャズやクラシックなどのアコースティックな曲が向いているといえます。他に、アニメやゲームのハイレゾ音源も人気ジャンルのひとつです。

ハイレゾを聴くシーンは、音楽に集中できる場所がオススメ!

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通勤電車や街中で音楽を聴く人も多いですが、音楽を演奏している空気感や臨場感までも感じることができるハイレゾ音源は、自宅のリビングや寝室などで、音楽だけに集中できる落ちついた環境のほうがよりハイレゾ音源を体感しやすいはずです。一度、室内の明かりを暗くして、五感を聴覚だけに集中して聴いてみてください。その豊潤な音楽世界に包まれるように浸り込めるはずです。

もうハイレゾ以外の音は聴けない耳になっちゃう!?

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テレビ放送が地デジ化されてアナログ放送からの完全移行したのは、2011年のこと。たった数年しか経っていませんが、私たちの目はもう地デジの高画質映像にすっかり慣れてしまいました。いまや地デジ以前のアナログ放送の映像を見ると、あまりの画質の解像度の低さにびっくりするほど。ハイレゾ音源を聴き慣れてしまうと、耳がもう昔の低音質に戻れなくなってしまうかもしれませんね。

コストパフォーマンスのいいハイレゾ対応オーディオ機器が続々と!

ハイレゾ音源を楽しむためには、ハイレゾ音源に対応したオーディオ機器が必要です。これまで高音質ハイレゾ音源を聴くためのオーディオ機器はハイエンドモデルばかりと思われてきましたが、最近はハイレゾ入門者向けのハイレゾ対応アダプター、ハイレゾ対応ヘッドフォン・イヤホンなど、コストパフォーマンスのいいハイレゾ対応のオーディオ機器が各メーカーから発売されています。手軽にハイレゾ音源を楽しみたい方には、こうした入門者向けのハイレゾオーディオ機器からスタートするのがオススメです。

ハイレゾ音源を聴くためのハイレゾオーディオ機器にはこのロゴマークが付いています。
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一般社団法人日本オーディオ協会が推奨する、96kHz/24bit以上のデータかつ40kHz以上の帯域が再生可能であるハイレゾ対応オーディオ機器には、この公式ロゴが付いています。ハイレゾ対応機器かどうかは、このロゴマークを目印にしてください。

次回は、ハイレゾを聴くために必要な機器をご紹介します。ハイレゾ対応でしかもリーズナブルにセッティングできる機器をピックアップするのでお楽しみに!

※本記事の内容は2016年4月27日時点の情報です。※記事監修:エレコム株式会社 オーディオ・エバンジェリスト 遠藤 稔也