バックアップが大事だとよく聞きますがつい後回しになっています。必要でしょうか。

パソコン・インターネットお悩み相談室

第37回 Q.バックアップが大事だとよく聞きますがつい後回しになっています。必要でしょうか。

様々なところでバックアップは必要だといわれていますし、昔パソコンが壊れてデジカメの写真や年賀状データを失ったときもバックアップをとっておけばよかったのにといわれたのでバックアップをとろうと思うのですが、どうするのが一番いいのか、教えてください。

A.自動的にバックアップを取ってくれるサービスがお勧めです

バックアップというのはパソコンやスマートフォン内部の様々なデータの複製を指します。複製を別途用意しておけば、いざパソコンが壊れてデータを失っても、復元することができます。

バックアップを取るとひとことでいっても、手動のバックアップや専用ソフトを使った自動バックアップ。外付けストレージ(ハードディスクやUSBメモリなど)にバックアップするローカルバックアップやインターネットを使ったクラウドバックアップ。またストレージを丸ごとバックアップするか、必要なものだけをバックアップするかという違いもあります。

どんなバックアップが最適かは人によって異なりますが、ここでは個人でパソコンを使うときの、必要最低限の手間で行えるお勧めのバックアップを紹介しましょう。

バックアップを取らなければならないものは?

パソコンが壊れたら、最悪、買い換えたり修理すればなんとかなります。アプリケーションソフトやOSは、最悪、インストールし直せば大丈夫です。

でも、今まで送受信したメールは? パソコンが壊れてしまったら失われてしまいます。今まであなたにメールを送ってくれた人全員に「パソコンが壊れたから全メールをもう一度送ってくれ」というわけにはいきませんよね。

ワードやエクセル、年賀状などの文書データもそうです。失われたら二度と手元に戻りません。

もっとも人々を嘆かせるのが写真です。自分でデジカメで撮った写真はもう2度と撮り直すことはできません。パソコンが壊れた瞬間に何年分もの写真を失ってしまうのは大変つらいことです。パソコンが壊れたけど子供の写真だけはなんとか救いたいという方を見たこともあります。ハードディスクはいつかは壊れるもの、写真や動画のバックアップは必須といえましょう。

つまりもっともバックアップしなければならないのは、自分で作った文書や写真や映像といった、データ類です。まず、これらを守ることを考えましょう。

どこにバックアップを取る?

従来、パソコン用のバックアップは、外付けハードディスクをUSBケーブルなどで接続したり、NASと呼ばれるネットワーク接続のハードディスクに複製を作るのが一般的でした。

これでしたら比較的低コストで何かあったらすぐに復元できますが、デメリットもあります。バックアップ先の機材を自分で用意しなければならず、機械が苦手な人にはハードルが高いこと。もうひとつは、元のパソコンとバックアップ先が同じ場所にあるわけですから、地震や火事などの災害に巻き込まれると、一蓮托生になってしまうことです。

最近はインターネットが普及したことで、新しいタイプのバックアップの利用が伸びてきています。それが「クラウド」を使ったバックアップです。

クラウドと聞くと何やら得体がしれない概念のようですが、簡単にいえば、インターネットを使ったサービスのこと。インターネットを通してクラウドバックアップサービスの会社にデータを送ると、相手側できっちり専用のデータセンターに保管されます

どこかわからない場所に自分のデータが保管されるというと不安かもしれませんが、自宅のハードディスクよりは安全で安心なのは間違いないでしょう。自宅が何らかの災害に巻き込まれても、離れた場所にデータがあれば失うことはありません。

パソコンが壊れたり買い換えたりしても、バックアップしたデータで復元すればすぐに……実際には復元作業が終わるのを待たなければなりませんから「すぐ」とはいえませんが、今まで使っていた状態を復活させられます

外付けハードディスクとクラウドの両方にバックアップをとるバックアップソフトもありますから、それを使えばより便利です。

バックアップソフトを使ってみる

クラウド対応のバックアップソフトはいくつも出ていますが、ここではバックアップソフトで有名なAOS社のサービスがe-mansion lifeで申込みできるので例にあげて説明してみます。

バックアップというのは基本的に「パソコン内のファイルを他の場所にコピーする」ことですが、毎回律儀に全部コピーしていたら時間がかかってしょうがないですよね。

そこでバックアップソフトは一定時間おきにハードディスクの中身をチェックして「更新されたファイルや新たに追加されたファイル」だけを追加でバックアップします。

ですから最初の1回は丸ごとバックアップしますので時間がかかりますが、それ以降はあまり待たなくてもOKです。

他にもバックアップ専用ソフトならではの便利な点がありますが、定期的に変化があったところだけをバックアップし、必要に応じて元に戻せるのが一番の利点です。

では実際に使ってみましょう。

まずアプリのダウンロードです。初月無料で使えるデータバックアップ+復旧 安心パック(Windowsパソコン版)」をe-mansion lifeで申し込みましょう。マイページの購入履歴(月額)からダウンロードURLとライセンスキーを確認し、本登録をしてからダウンロードして実行し、ユーザー登録をしましょう。メールアドレスとパスワードで利用できるようになります。


こちらから申し込みましょう。


インストールが終わって起動すると、最初に名前、メールアドレス、パスワードの入力が必要になります。ここでアカウントを作りましょう。

基本的な準備はこれだけです。

基本は「おまかせバックアップ」でOKでしょう。ここでバックアップ対象を「すべて選択」すれば、そのフォルダに入っているファイルがバックアップされます。

これらの基本設定さえ済ませば、あとは放置してOK。
毎日こっそりバックアップを取り続けてくれます。パソコンを使う側は何も気にしなくて大丈夫。いざパソコン買い換え、とかハードディスクが壊れたとか、間違って消してはいけないものを消してしまったとか、そういうときに威力を発揮します。

デュアルバックアップがおすすめです

ただ、細かい設定は覚えておくといいでしょう。
おすすめは「デュアルバックアップ」です。

復元にはちょっと時間がかかります

ファイルを誤って消してしまった、上書きをしてはいけないファイルに上書きをしてしまったなど、過去のファイルを復元したいときは、アプリの復元から行います。

どうでしょう。
データバックアップ+復旧 安心パック(Windowsパソコン版)」は容量無制限で月々450円(税抜)です。

容量無制限のバックアップサービスとしては破格ですが、その代わり、クラウド側が「コールドストレージ」という復元に時間がかかるタイプとなっています。写真や動画が大量にある人は、復元に時間がかかっても月々450円(税抜)で無制限というのはメリットがあるでしょう。パソコン側でファイルやフォルダを削除してしまっても、クラウド側には消されずに残っているというのも安心です。

快適に使うなら、デュアルバックアップ機能併用がお勧めです。デュアルバックアップなら、時間をかけずに復元が可能です。

現在、多くの会社がクラウド対応のバックアップサービスを行っています。価格や機能、容量は様々ですから、予算と求める機能に応じて決めるのがよいでしょう。

データバックアップ+復旧 安心パック(Windowsパソコン版)

データバックアップ+復旧 安心パック(Windowsパソコン版)

クラウド対応のバックアップソフトで、自動的に最新の状態に更新してくれる優れものです。現在使っているパソコンのデータをクラウド(オンラインでデータセンターに安全に保管されます)上にバックアップできるので、買い替えやトラブルの際はバックアップしたデータで簡単に復元できます。

お申込みはこちら
申込月は無料でご利用いただけます。

スマートフォンのバックアップは?

パソコン以上にニーズが高まっているのがスマートフォンのバックアップです。常時持ち歩くものですから、その分、無くしたり壊してしまう可能性は高いもの。
特に失って残念なのは、この世に1枚しかない想い出の写真や動画です。

次回はスマートフォンのバックアップについてお話ししましょう。

データバックアップ+復旧 安心パック(スマホ、タブレット版)

データバックアップ+復旧 安心パック(スマホ、タブレット版)

スマートフォンやタブレット内のデータを、インターネット上へ自動バックアップ保存するサービスです。また、端末の故障など、万が一の場合にも安心の「データ復旧サービス」付きです。

お申込みはこちら
申込月は無料でご利用いただけます。

(※本記事の内容は2016年10月19日時点の情報です)

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荻窪 圭 プロフィール
1980年代にパソコン雑誌のライターとしてデビューした老舗のIT系ライター。趣味が嵩じて、「古道研究家」や「猫写真家」と呼ばれることもある。最近はデジタルカメラやスマートフォンを中心に活動しておりデジタルカメラ評論家としての側面が強いが、かつては入門記事を多く手がけるパソコンライターとして、「ASAHIパソコン」「特選街」をはじめとする無数のパソコン誌・一般誌に執筆していた。