EdgeやIEを上手に使う方法を教えてください

パソコン・インターネットお悩み相談室

第33回 Q.EdgeやIEを上手に使う方法を教えてください

インターネットを見るときに使うアプリをうまく使いこなす方法を教えてください。特にWindows10にしてからよくわからなくなりました。

A.普段使うWebブラウザーをひとつにしぼって便利に使いこなしましょう。

インターネットを見るときに使うアプリは「Webブラウザー」といいます。インターネットのWebサイトをブラウズする(見る)アプリという意味です。

従来はIE(インターネットエクスプローラー)というアプリがポピュラーでしたが、Windows 10になって新しくMicrosoft Edge(エッジ)というWebブラウザーが追加され、慣れないとわかりづらくなってしまいました。

今回はWebブラウザーの基本を整理してみましょう。

普段使うWebブラウザーをセットしましょう

WebページのURL(インターネットのアドレス)をクリックすると、自動的にWebブラウザーが起動して、そのWebページを開いてくれます。

Windows 8まではIEというWebブラウザーが開いてました。IEはインターネットエクスプローラーの略で、マイクロソフト製の伝統あるアプリです。

Windows 10には新しいMicrosoft EdgeとIEの2つのアプリが付属し、URLをクリックするとEdgeの方が起動します。

普段使うときはIEを起動し、メールなどでURLをクリックした時はEdgeが起動したりしたら、混乱しますよね。

そうならないよう、「既定のアプリ」をセットしましょう。そうすると、メールなど他のアプリからWebをブラウズするとき、セットしたアプリが自動的に起動します。

設定」→「システム」の「既定のアプリ」で「Webブラウザー」を見てみましょう。
既定のWebブラウザーをセットすると、次からはそのアプリが使われるようになります。

ここをInternet Explorerにすれば使い慣れたIEに変更できます。

でもわざわざマイクロソフトが新しい名前のWebブラウザーを作ったというのは、「今後はIEからEdgeに切り替えていきます」という宣言みたいなものですから、先々を考えるなら新しいものに切り替えた方がいいでしょう

ただ、いまだに「IEでしかうまく動作しない」あるいは「IE専用にデザインされた」Webページが残っていますから注意が必要です。

Webブラウザーはタブを使いこなそう

Webブラウザーは一度にたくさんのWebページを開くことができます。昔はひとつずつウインドウが開いていましたが、それでは画面がウインドウだらけになってしまう、ということで、今は「タブブラウザー」と呼ばれる方式が標準になりました。

ウインドウはひとつだけで、新しいWebページを開くたびに「タブ」が増えていく方式です。

Edgeでタブを4つ開いた画面。
IEでタブを4つ開いた画面。

タブにはそのページのタイトルが書いてありますから、それを参考にタブをクリックするとそれが表に表示されます

ひとつのウインドウに複数のページを開くことができるので便利です。

他のタブを見たいときはクリックするのが基本ですが、ショートカットキーを覚えると作業がずっと楽になります

Ctrl + Tab(Ctrlキーを押しながらTabキーを押す)でタブが順番に切り替わります

SHIFT + Ctrl + Tab(SHIFTキーとCtrlキーを押しながらTabキーを押す)と、逆順にタブが切り替わります

一般に、「Ctrl + Tab」と書いてあるときはCtrlキーを押しながらTabキーを押す動作を示します。まずCtrlキーを押し、押したままの状態でTabキーを押します。CtrlはControl(コントロール)の略です。

新しくタブを開いてそこでまた別のページを開きたいときは、タブの右横にある「新しいタブ」ボタンを押すのもよいですが、「Ctrl + T」を押してみましょう。Tは「タブ」の頭文字。そうすると新しいタブが追加されます

タブじゃなくて「新しいウインドウ」で別のページを見たいんだ、というときは「Ctrl + N」。Nは「ニュー」のNです。

このようにショートカットは簡単な英単語の頭文字になっていることが多いので、覚えやすいかと思います。

逆に「タブが増えすぎたので不必要なものを閉じたい」というときは「Ctrl + W」です。これは「close Window」のWをとったもの。ちょっと頭文字的には無理がありますが「C」はすでに「コピー」で使われていたからですね。

さて、タブは便利ですが、タブだらけになると逆に見たかったページがわかりづらくなりますよね。

また、複数のWebページを並べて見比べたいとき(製品の比較とか!)もタブですと不便です。

そういうときはタブを新しいウインドウにしちゃえばOK。

タブをデスクトップにドラッグすると、そこに新しいウインドウで表示されます。逆の方法でひとつのウインドウにまとめることもできます。

タブをつかんでウインドウの外に出す感じで、ドラッグしましょう。これはEdgeの画面ですがIEでも操作は同じです。
すると新しいウインドウで開きます。

このようにタブを使いこなすとぐんとWebブラウズが簡単になります。

検索しましょう

今や、Webブラウザーを使って一番よく行う作業は検索といっても過言ではありません。

みなさん、アドレスバー(URLが表示されるところ)に検索したい語句を入力して検索していると思います。

アドレスバーは昔は手で「http://www……」とURL(インターネットのアドレス)を入力するところでしたが、今は日本語で入力して検索する方がミスもなく確実です。

アドレスバーに語句を入力するとその場で検索できます。最近は数文字入れただけで、インターネットでよく検索される候補がリストアップされますから、より簡単です。

では、表示されているページ内で検索したいときはどうでしょう。

長い記事や取扱説明書などを開いたとき、前から順番に読んでいては時間がかかる、ページ内の目的の情報をすぐ知りたい、ということがあります。

そんなときは「Ctrl + F」を押してみましょう。FはFind(探す)の頭文字です。

Ctrl + F」でウインドウに「ページ内の検索」バーが現れます。ここで検索したい語句を入力すると、ページ内でヒットした数が表示され、最初にヒットした場所にジャンプします。バーの<と>ボタンでヒットした箇所を行ったり来たりできます。

文字が小さくて読めないときは拡大しましょう

文字が多いサイトですと、文字が小さくて読みづらいことがあります。写真が小さくてもっと大きくして眺めたいと言うこともあります。

そんなときに便利なのが拡大縮小機能

メニューから拡大縮小を直接選べます(Edgeの場合)。
メニューの拡大から拡大縮小を行えます(IEの場合)。

このようにメニューから選ぶこともできますが、ショートカットキーを覚えればいつでも大きくしたり小さくしたりできます

Ctrl + +」(Ctrlキーを押しながら「+」記号の書いてあるキーを押す)ですと押した回数だけどんどん大きくなります
Ctrl + 」(Ctrlキーを押しながら「-」記号の書いてあるキーを押す)ですと逆に表示が小さくなります
Ctrl + 0」で元の大きさに戻ります。

この機能は意外に便利なもの。ちょっと読みづらいと思ったらさっと拡大しましょう。

今回はインターネットの基本である、タブやウインドウ、検索、画面を見やすくする方法を紹介してみました。

Webブラウザーはもっともよく使うアプリといって過言ではありません。ぜひとも使いこなしてみましょう。

(※本記事の内容は2016年6月15日時点の情報です)

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荻窪 圭 プロフィール
1980年代にパソコン雑誌のライターとしてデビューした老舗のIT系ライター。趣味が嵩じて、「古道研究家」や「猫写真家」と呼ばれることもある。最近はデジタルカメラやスマートフォンを中心に活動しておりデジタルカメラ評論家としての側面が強いが、かつては入門記事を多く手がけるパソコンライターとして、「ASAHIパソコン」「特選街」をはじめとする無数のパソコン誌・一般誌に執筆していた。