ちょっとした計算をしたいだけなのにパソコンって不便?(第23回)

パソコン・インターネットお悩み相談室

第23回 Q.ちょっとした計算をしたいだけなのにパソコンって不便?

パソコンはいろんなことができるのですが、ちょっとした計算をしたいだけのときは、計算機のアプリを探して起動する手間を考えると、本物の電卓を引っ張り出した方がはやいことがあります。そういうちょっとした作業をしたいときに便利な方法を教えてください。

A.実は、ちょっとした作業に便利なのがGoogle(グーグル)です。

そういうときに使って欲しいのがGoogleです。Googleはインターネットの検索が一番の仕事ですが、他にもパソコンを使っていて便利な機能をいくつも提供してくれています

ほとんどの人はパソコンを使っているとき、Webブラウザは起動したままですから、電卓アプリを探して起動するより、画面をWebブラウザに切り替えてGoogleを使う方がずっと楽なのです。

今回はそんな「ちょっとした作業をさっとこなしてくれる」Googleの使い方をみてみましょう。

Googleはすごく便利で簡単な電卓機能

Googleの画面をまず出しましょう。
Googleはこちら


おそらく、多くの人はGoogleは「検索するため」にあると思っているでしょうが、実はさりげなくこんな機能も持っているのです。
 
しかも、電卓を使うより感覚的に数式を入れられます
パソコンのエキスパートでも、ちょっとした計算はGoogleを使っているという人が大勢いるほどです。

単位変換もお手のもの

単純だけど面倒なのは単位変換。
江戸時代の街道は「1里」ごとに「一里塚」が置かれていました。では「1里」って何メートルでしょうか?
こんなときもGoogleの出番です。

「1里」と入力するだけで、ネットの検索結果以外に、現在もっともよく使われている単位に換算して表示してくれます。この場合は「3.92727273キロメートル」。つまり4km弱ですね。

「坪」や「尺」といった日本で昔使われていた単位にも対応しています。
アメリカでは単位がキロメートルではなくマイルなので、とっさにどのくらいの距離か(あるいは速さか)わかりませんよね。大リーグ中継を見ているときに時速90マイルの速球とかいわれても…そんなときもGoogleです。

「90マイル」と入れるだけで144.84096キロメートルと教えてくれました。
マイルをメートルに直したいときは、後ろに変換したい単位をいれて「1マイル m」と入力すればOKです。

ちょっとしたことを知りたいときに便利なのがわかってもらえると思います。

外出時もGoogleを使うと便利です

多くの人はでかけるとき「乗換案内」系のWebサイトを使ったりアプリを使ったりして、行き先までの所要時間や時刻表を調べていると思いますが、それもGoogleでできます。
 
「田無駅から東京タワー」まで行きたいとしましょう。
そのときは「田無駅から東京タワーへ」と入力して検索するだけで地図付で表示してくれます。

田無駅から東京タワーへ」と入力した結果。これは車で行くときの候補ですね。57分と表示されています。
公共交通機関を使っていくときは「電車」アイコンのタブをクリックしましょう。
地図上にルートを表示してくれます。
出発時刻や到着時刻も指定できます。

駅から駅のみならず出発地から目的地、さらには車でも公共交通機関でも徒歩でも使えるのがメリットです。
とくに東京や大阪は路線が入り組んでいるため、最寄り駅が複数ある場所も多く、どの駅を利用するかで結果が大きく変わってしまうもの。
そういうとき、Googleマップを持っているGoogleの強さが発揮されます。

その他のGoogle便利検索

Googleはさまざまなサービスを提供してくれますが、ネットの検索以外ですと、先に上げた「計算」「単位変換」「ルート探索」の3つが日常的に使って便利なものといえましょう。
他にも便利な機能はあります。それもいくつかご紹介しましょう。

郵便番号 住所」と入力すると、郵便番号を調べてくれます。「住所はわかっているのに郵便番号が」というときすぐ調べられます。
地名 天気」と入力すると、その場所の天候や気温、一週間の天気予報を表示してくれます。旅行前などに使うと便利です。
チーム名」を入力すると、そのチームの直前の成績などを表示してくれます。Jリーグ、プロ野球の他、海外のプロリーグにも対応しています。
都市名 時刻」とするとその場所の現在時刻がわかります。時差を計算しなくてもその場で確認できるので便利です。

Googleはこういう機能を特に宣伝していないので知らない人も多いでしょうし、こういう細かい機能を全部覚える必要はありません。
ただ、一度身につけてしまえば、文字をタタタッと打ち込むだけで知りたいことを教えてくれるのですから、すごく便利です。

みなさんもあれこれGoogleに打ち込んでみましょう。

(※本記事の内容は2015年8月12日時点の情報です)


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荻窪 圭 プロフィール
1980年代にパソコン雑誌のライターとしてデビューした老舗のIT系ライター。趣味が嵩じて、「古道研究家」や「猫写真家」と呼ばれることもある。最近はデジタルカメラやスマートフォンを中心に活動しておりデジタルカメラ評論家としての側面が強いが、かつては入門記事を多く手がけるパソコンライターとして、「ASAHIパソコン」「特選街」をはじめとする無数のパソコン誌・一般誌に執筆していた。